大人になったら見た目より中身!
ってことで優しい人がモテるってよく聞くけど本当ですか!?
もちろん、本当ですよ。
更に言うと長期に渡って良好な関係を築くこともできますね。
ボク、優しさには自信があるんだ!
しかも「優しいね」ってよく言われるんだけど……。
なぜか一度もモテたこともないんですが。
……。
「優しいね」の誉め言葉は何もないときにも良く使われるので、言葉の真意をくみ取る必要もあります。
ソウデスネ……。
(がらがらと崩れ落ちる)
あはは。さっくんはねー、確かにやさしーと思うよ!
でもそれ以上に臆病なんじゃない?
全部自分が折れればいいとか、雰囲気で察するのは無理だから聞いちゃえみたいな。
うっ、それは否定できない!
優しさに自信がある人は女性が求める優しさが何なのかを理解できると光明が差すかもしれませんね。
優しさと臆病さをはき違えないように、しっかりと考えてみましょうか。
優しい人はモテるのか?
本日もお疲れ様です。
ちまたで「どんな人を恋人にしたいですか?」といったアンケートを取ると「優しい人」が上位に食い込んでくることはご存じですよね。
この結果を見て不思議に思う方はほとんどいないことかと思います。男女問わず誰だって、優しくて思いやりのある恋人が欲しいと思っていますよね。
でもそれと同時に「自分は優しいはずなのにあっちのイケメンばっかりがモテている……やっぱり顔なんだ」なんて思ったこともあるのではないでしょうか。
「優しい人が良い」なんてのはしょせんは上辺だけのきれいごと。この結論に至って全てを放棄してしまった人も少なくないことでしょう。
この結論ですが、半分は正解で半分は不正解です。
確かに世の中には「そうは言っても見た目」という側面もあることは否定しませんが、そもそもあなたの考えうる優しさと世間の女性が求める優しさとの間でずれが生じている可能性が高いんです。
これがどういうことなのか。本日はその真相について一緒に考えていきましょう。
優しいのにモテない……このように感じる方は、優しいのではなく臆病なだけかもしれません。
この二つの違いをしっかり理解することで、本当の意味で優しい人になりましょうね。
優しさと臆病さは似ている
まず「自分は優しいと思う」「優しいと言われる」という方は一度冷静に、自身のどんな部分からそのような結論に至るのか考えてみる必要があります。
優しい人?の特徴
- 人に対して怒らない
- 相手の意見に合わせる
- 衝突を避けるよう行動する
- 好きな人の行動は基本的には全肯定する
考えてみた時にもしもこれらのような、相手の機嫌を損ねないよう細心の注意を払っていると取れる行動があがってくるようならあなたは要注意です。
なぜかと言いますと、この条件に当てはまる人は優しい以上に臆病であることが多いからです。
さきほど列挙したような特性をお持ちの方は確かに優しく穏やかな、争いを好まない人なのでしょう。
ただその優しさが自身の臆病さからくるものなのだとしたら、それは相手のためを思った優しさではありません。
自分がストレスを受けないための手段として優しさを利用しているとも言えます。
いや、別に自分がぶつかるのがイヤで折れたとしても、喧嘩するより良くないですか?
こんな風に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは違います。
これが何故かと言いますと、女性は相手の「優しさ」を重視しているのはもちろんなのですが、それと同時に「頼もしさ(男らしさ)」も重要だと考えています。
ただただ優しい人というのは本人の自覚の有無はさておき、この頼もしさという項目を全て捨てて優しさに全振りしているようなものなんですね。
多くの「優しいけどモテない人」というのは相手の機嫌を損ねないようにと思うあまり臆病になり、常に受け身の姿勢で顔色を伺いながら恋愛に臨んでしまいがち。
あなたはどうでしょうか。
ただひたすら相手のことを考えて優しくしているのか。
それとも自分が傷つくことを避けるために優しくしているのか。
自身の行動を振り返り、思い返してみましょう。
恋愛において臆病な人は手を繋ぐこと一つとっても雰囲気からチャレンジすることを避けてしまうため、頼りなく見えてしまうんですね。
自分の行動原理が優しさなのか臆病さなのか、一度見つめ直してみましょう。
優しくて頼もしい人とは
優しさと頼もしさ。この二つはどちらかというと逆の性質を持つものだと思うのではないでしょうか。
あちらを立てればこちらが立たずになってしまう、厄介な属性ですよね。
注意ポイント
- 優しさに大きく傾くと臆病に見えて頼もしさを欠いてしまう。
- 頼もしさに大きく傾くと時に融通が利かなくなり優しさを欠いてしまう。
優しいと言われるオタク男子の多くは前者のような状態に陥ってしまうため、女性から「なんか情けない」と思われてしまうというわけですね。
このような状態から脱却するには時に要所要所であなたが考えている「優しさ」というものを捨てる必要があります。
そんなこと言われてもそのポイントが分からないんですが……。
こんな風に思う方も大丈夫です。どこがポイントなのか、それはたった一言に集約されます。
自分が傷つく可能性を避けようとしているとき
相手に優しくするとき、その根底にあるあなたの気持ちが自分が傷つかないためなのだとしたらその行動は基本的にはNGです。
下心なんかよりも圧倒的にダメなものが自分を守るための心理になりますので、常に心の中にとどめておきましょう。
臆病な人が改善すべき優しさ?3選
①絶対大丈夫じゃないと行動しない
(いい雰囲気だから食事に誘いたいけど、別に行きたいと言われてないな……イヤかもしれないから誘えない)
こんな風に何となく大丈夫そうな雰囲気はあるけれど、確証はないから行動に移せないという方も多いのではないでしょうか。
向こうが全て「大丈夫ですよ」とお膳立てしてくれないと行動できないというのは少々頼りないです。
女性は基本的には紳士的で優しい男性を好みますが、時には攻めてきてくれる男らしさを求めています。
これはとにかくガツガツした人が良いと言うわけではありません。大丈夫そうな雰囲気を出した時くらいは最低限男らしいところを見せて欲しいということです。
例えば先ほどの「手を繋ぐかどうか」のケースでいうとあなたの本音と建て前はこのようになるのではないでしょうか。
ポイント
建前:相手が嫌かもしれないから手を繋がない
本音:嫌がられた時に自分が辛いから手を繋がない
このように自分の臆病さを優しさでコーティングしてしまうとどんどん優しさを隠れ蓑にした臆病な人間になってしまいます。
お目当ての女性
〇〇さんって凄く優しい(良い)人だよね
こんな評価に甘んじて、毒にも薬にもならない人になってしまうと恋愛対象からは外されてしまいます。
しつこいようですが自分の行動がどんな心理から来たのものなのかを考えたうえで、それが傷つくことを恐れてのものなのだとしたら不正解だと思うようにしましょう。
優しいけどモテないって言う人は大体コレだね。
優しさを言い訳にして弱さを隠すのはやめよー!
②相手に合わせすぎる
来週どこかご飯食べにでも行かない?
お店?〇〇ちゃんの好きなところでいいよ!
相手が男女問わず、その人の興味や好みを第一に考えるあまり、ついつい選択権を与えてしまうなんてことはありませんか?
当人としては君と一緒ならどこでも楽しいから大丈夫だよという優しさからの言動だと思っているのかもしれませんが、与えられた側からすると場所選びという面倒な作業をを押し付けられたという印象を受けるものになります。
極端なことを言うと自分だけはどうやっても楽しめることが確定しているのに相手を楽しませることは放棄していると言っても過言ではありません。誘われる側としてはせめて楽しませてくれるプランをある程度用意しておいて欲しいと思うのが本音です。
そんなつもりはなくとも、印象と言うものは常に受け手側の気持ちが最優先されてしまうので仕方ありません。こういった考え方は今後は改めていきましょう。
考え方のポイント
NG:自分はどこでも楽しいからせめて興味があるところを選んでもらおう
OK:自分はどこでも楽しいから、相手が楽しんでもらえるようなところを選ぶ努力をしよう
自分だけではなく相手が楽しめる場所はどんなところなのか。日頃の相手の様子、趣味嗜好からベストなものを選べるように、相手のことをよく観察する癖を身につけましょうね。
それでもどーしても心配なときだってあるよね。
そんなときは「A,B,Cの三つのプランがあるけどどれがいい?」とか聞いてみると良いよ!
特に最初の頃は相手の好みが把握しきれてないだろうから、3つくらいの候補を挙げれば安心じゃないかな。
3.何をされても怒らない
デートすっぽかされた……でも気分乗らない時もあるよね、しょうがない!
ある程度仲良くなった後、こんな風に明らかに相手が悪いケースなのに怒らずに許してあげてしまうなんてことはありませんか?
もちろんやむを得ない事情がある可能性もあるので頭ごなしに怒るのは得策ではありませんが、何度も続いているのでしたらあなたは怒らなければなりません。
常に自分が我慢しておけば良いと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかしそれでは相手のためにならないですし、増長した場合は自分にも限界が来て終わりを迎える羽目になります。
原因はさて置き、怒ってしまうことで喧嘩になり、ストレスを感じるようなこともあるかと思います。そしてそれを避けたい気持ちもよく分かります。
でもどんなに我慢しても、いずれは爆発して揉めることになります。そうなった時には修復の難易度はかなり高くなるので、限界が来る前に怒りは小出しにしておくようにしましょう。
え~?でもボクは本当に平気だから大丈夫大丈夫!
こんな風に思う強情な方もいらっしゃることでしょう。そんなあなたにはもう一つ、そのまま耐え続けても起こり得る理不尽なデメリットをお伝えしておきます。
人間とは勝手なもので全く怒らない相手に対して「情けない人」というレッテルを貼ってしまうことが多々あるんです。なのでせっかく我慢してもマイナス評価を受けるなんてことが普通に起こります。
その結果あなたがまだ我慢できる状態で相手から「頼りない」と思われて別れを告げられてしまうと、自身の全てを否定された気分になるため精神衛生上もよろしくないです。
怒って喧嘩別れをするよりずっとダメージが大きいので、怒らないタイプの方はこのデメリットを心に刻んでおいてくださいね。
「でも怒った後にどうやって仲直りすれば良いのかよく分からない……」
ひょっとしたらこんな心配をしている方もいらっしゃるかもしれませんが、心配ご無用です。
仮に言いたいことを言った結果、喧嘩になったとしても、そのあとの簡単な行動で上手くリカバリーをすることが可能です。
本当に優しい人が行っている最適なリカバリー方法はたった一つ。
相手の気持ちに寄り添って謝罪をする
相手がやった行為に対して謝罪する必要はありません。優しいあなたが怒るくらいなのですから、その点は十中八九相手が悪いと言えます。
だからと言って向こうが謝罪してくるのを待つという時間は、優しいあなたにとっては非常に心苦しい時間となることでしょう。
ならどうすべきかと言うと相手を傷つけてしまったことに対して謝罪をすると言う行為が、お互いにとって最も早く、丸く収められる選択肢になります。
一度怒ってしまった後の気まずさが耐えられない人は、この行動をとることでおおよそスムーズに問題を解決することができると思いますよ。
これでも丸く収まらなかったり、調子に乗るような相手なのでしたら……その人が本当に長く恋愛関係を続けられる相手なのかを、一度考えてみた方が良いかもしれませんね。
結局自分が謝るなら我慢した方が良くない?って思うかもしれないけど、そんなことないよ!
たまには怒らないと相手がどんどん横柄になっていく可能性があるから、負のスパイラルに陥りまーす。
まとめ:本当の意味で優しい人を目指そう
いかがでしたでしょうか。
本記事から女性から男性に求められている優しさと言うものが何なのか。少しでも伝わっていると嬉しいです。
「優しいと言われるけどモテない」という方はこれまでの自身の行動を振り返ってみると、相手のためではなく自分のために発揮していた優しさだったというケースも少なくないのではないでしょうか。
自分への優しさも一見すると相手への優しさに見えなくもないため、改めて考えてみて初めて気が付くこともありますよね。
これからは少しずつ、優しさのふりをした臆病な行動というものを改善してみてはいかがでしょうか。
いずれ本当の意味で優しい人になれるよう、一つずつ変えていきましょうね。
朔太くんは今回の話、結構当てはまるところがあったのではないでしょうか。
そうだね、グサグサやられたよ。
正直に言われると凹むけどその通りすぎて返す言葉もないです……。
まぁ失敗したらこわいって気持ちも分かるけどね。
でもやっぱり、少しくらいは引っ張って欲しいって思ってる女の子の方が多いかな。
そうだよね。全部顔色を伺ってたらいざというとき頼りないもんね。
今日の話をしっかり心にとどめておきます!