ボク、知らない人と話すの苦手なんだよね。
特に女の子とは何を喋って良いか分からないよ。
さっくんは人見知りだもんね~。
私もそうだったからわかるー。
話すのダメなら聴く方になれば良いんじゃない?
そう思って聞くようにしてるんだ。
聞くのは得意なはずなんだけど、よく微妙な空気になるのはなぜ……?
朔太くんは聴くことが得意な訳ではなく話せないからとりあえず聞いているだけなのではないでしょうか?
ま、円サンはいつも痛いところをついてきますね……。
じゃあどうすれば微妙な空気にならないようにできるんだろう?
……朔太くんは話の聴き方が少し不器用なのかもしれませんね。
上手な聴き方を覚えると微妙な空気になる確率をぐっと減らせるので、基本だけ学んでおきましょう。
(オブラートに包んだ!)
じゃーせっかくだから話すときのポイントについても私から教えちゃうね!
コミュニケーションスキルとは
本日もお疲れ様です。
「女性と対面した時に会話が盛り上がらずに撃沈する……」
「全然うまく喋れなくて空回りして失敗した」
こんな経験、誰しもお持ちなのではないでしょうか。
特に人見知りの方にとっては初対面の異性と話をするのって非常に難しいですよね。そのもどかしさ、分かります。
ご存じの通りコミュニケーション能力は一朝一夕でもの凄く成長するものではないため、コミュ力おばけになるにはかなりの時間を要します。
じゃあしばらくは撃沈し続けないとダメなのか……。
こんな風に不安になる方もいらっしゃることでしょう。ですが安心してください。
コミュニケーションはポイントさえしっかり理解すれば、合格ラインの点数に到達することがそれほど難しくありません。
「知らない人と話すのが苦手なんだよなぁ」
このような悩みを解消すべく「聴く&話す」の基本について解説しますので、お役立てくださると嬉しいです。
女性は男性よりもはるかに会話というものを大切にしています。
初対面の女性とでも無難なコミュニケーションくらいは取れないと恋愛に発展させることは難しいため、基本のスキルだけは身に着けておきましょう。
会話するうえでの心構え
まず大前提としての心構えが一つだけあります。
誰であろうと会話は途切れるときは途切れる!
最初にこのことを念頭に置いて、会話が途切れたとしても焦らないように、どっしり構えている必要があります。
(ヤバイ、なんか反応微妙だったし会話が途切れた……ああ~どうしよどうしよ!)
女性と上手く話せないとこのように焦燥感から慌ててしまったり、なんだかよく分からない天気の話みたいなものを振ってしまうなんてこともあるでしょう。
言うまでもなくそれは悪手です。挙動不審な様子から「なんか頼りなさそうな人だなぁ」と思われてマイナスの印象を持たれてしまいます。
もしこのような状況になった時でも慌てずに、一拍置くくらいの心の余裕を持ちましょう。
食事をしている状況なら飲み物を手に取りゆっくり一口。その間に次の話題、彼女の興味分野の話か彼女自身の話といった比較的相手が話しやすそうな内容の話題を振るようにしてみましょう。
もしこのように仕切り直して2~3回話題を振ってもリアクションが薄いようならもうほぼ脈無しか相性が悪いかのどちらかです。
立て直しは難しいので「練習になる」くらいの気持ちで、どんなふうに話を振ったら食いついてくれるかな?とむしろ楽しみながら会話を展開する気概を見せてください。
モテる男子もフツーに会話でしらけさせることはあるよー。
そのあとの立て直しが上手かったり、心が折れなかったりって感じでメンタルが強いから成功していることを覚えておこーね!
男女間の会話の基本姿勢
会話とはご存じの通り「聴く」と「話す」の二つの要素で成り立っています。
この二つの要素を上手に切り替えながら場を盛り上げていくことが大切なのですが、男性は特に「聴く」ことに重きを置いて行動する必要があります。
何故かと言うと人はそもそも自分が好きなように話す方が好き&女性は男性よりもずっと会話をすることが好きだからなんですね。
ほぼ初対面の男女が会話を楽しく進行するためには女性側に気持ちよく話をしてもらうために聴く姿勢を整えることが大切なんです。
「じゃあ自分は話すより聞く方が得意だから大丈夫だ!」
かと言って聴き専の方もこんな風に安堵はしないでください。あなたはただぼーっと話を聞いていれば良いだけでなく、初対面の相手である自分に対しても気持ちよく会話をしてもらえるようにうまくレスポンスを行う必要があるからです。
もちろんそれだけではなく要所要所、タイミングを見て自分からも話す必要も出てきます……が、まずは何より気持ちよく喋ってもらえるようにすることを意識しましょう。
え~?人は話す方が好きって本当なの~?
ボク、そんなことないと思うけどなぁ。
……。
ねぇねぇさっくん!今やってるソシャゲってなんだっけ?
実は私も最近ゲームやろうかなって思って。一緒にやりたいからどんなやつか教えてよ!
ええ~?!そんなに聞きたいの?しょうがないなぁ~!
これはね~先月からスタートしたんだけど……(以下略)
(めっちゃしゃべるなぁ)
聴くことについて
女性の話を聴く時に大切なことは「興味を持つこと」「気持ちに共感すること」の二つです。
この二つだけを意識して、自分には全く興味がない話だとしてもなぜ相手が興味を持っているのかに興味を持ち、どうしてその気持ちになったのかを理解するように努めることが大切です。
これができなくて苦痛なのだとしたら多分あなたはその相手に対してさほど好意がないということなので、別の相手を探した方が良いです。
興味を持って気持ちに共感するって言っても具体的にどうすればいいのか分からないです……。
こんな風に思う方もご安心ください。
この3つのポイントを抑えるだけで、あなたが話を聴くスタンスは劇的に改善されます。70点の及第点は取れるので、頑張って実践しましょう。
女性は男性よりも話すことでストレスを解消する傾向があるので、私の話を聴いてくれる、理解してくれているということに愛情や優しさを感じることが多いです。
ただそうは言っても初対面の相手に対して自分から自己開示はしてこないから、話しやすいようにうまくリードしてあげる必要があるんだよ!
①話をさえぎらず相槌を打ちながら聴く
女性が話をしているとき、自分が答えられる(興味がある)内容の話になったからと言って、前のめりになり相手の話をさえぎってはいけません。
例えあなたが先読みできる内容だったとしてもとりあえず最後までしゃべってもらうことが大切です。
その際もただ黙って話を聴くだけでなく適宜相槌を打つ必要があります。
「へぇ~」「なるほど」「うんうん」「ええ!」
などの興味があるっぽい雰囲気が出る相槌を行うよう心がけましょう。
「ウソ」「ホントに?」「すごい」「マジで?」
少し打ち解けたタイミングではこのような、思わずポロっと出るような一言も相手に気分よく喋ってもらう上でのフレーバーになりますので、是非とも使ってみてください。
女の子の基本姿勢は「しゃべりたい」になります。
だからもし「その話は自分も分かる」と思っても最後まで相手にしゃべらせてあげるようにしましょう。
②感情には共感のコメントを添える
会話の中で相手が感情を吐露した時はその会話が一区切りした段階で相手の気持ちに共感していることを示すようにしましょう。
「今の仕事は〇〇なところが大変で~」
例えばですがこのような発言に対しては、相手の話がひと段落したタイミングで「〇〇さんの仕事ってかなりキツいんだね。聞いてるだけでもやつれそう」みたいな感じで、相手の気持ちを理解しているという姿勢を示します。
同じ状況だったとしたら自分も同じ気持ちになりますよ、あなたと同じタイプの人間ですよとアピールすることで気持ちを理解してくれる人、同じ感覚を持っている人なんだと思ってもらうことが大切です。
更に欲を言えば、共感した後に相手を褒めるということをプラスできるとなお良いです。
先ほどの発言に対しては共感したのちに「でも〇〇さんはそんな中でも誠実に仕事していてすごいね。俺も見習わないとなぁ」といった形で、相手の自己肯定感が上がるよう褒めることを意識したコメントもプラスできるようになれば更に良いですね。
女の子は感情を共有できる相手という存在を非常に大切にします。
相手の気持ちを理解する努力をし、寄り添うことで信頼を勝ち得ることができるんですね。
なので間違っても相手を否定してはいけません。
その他絶対NGなやり取り
このようにかぶせて俺の方が大変なんだよねアピールを無意識にしてしまう男性がいますが、これをやったら終わりと心得ておいてくださいね。
③質問で話を深掘りする
相手に対して質問を行うときは、今現行で進んでいた話に対して深掘りをするような質問を投げかけましょう。
特に相手にとって得意なことや好きなことを話していた場合はできるだけ深掘りすることが大切です。
例えば相手の趣味がお菓子作りだったとしましょう。
その場合2~3回はそのお菓子作りに対して深掘りするような質問を投げかける必要があります。
「どんなものが作れるの?」「最近作って上手くできたものは?」「作ったものの写真見せて」「この辺で美味しいと思うお店あったら教えて」
人間、自分が好きなことについて話すということは楽しいものです。
その好きなことについて気分よく喋ってもらうためにも、あなた自身が質問することで上手いこと誘導してあげるようにしましょう。
もちろん、この質問を行っていくうえでも相手の自己肯定感があがるように褒めの一言を添えると更に良いです。
「おいしそうだね」「かわいいね」「すごいね」
最初のうちは単純な言葉で大丈夫です。褒められて嫌な気分になる人はまぁまぁひねくれた人くらいなので、気にせず褒めていきましょう。
好きなことを話しているときはテンションも上がるので、上手に褒めつつ深掘りして行けば盛り上がることは確実です。
ただ一つの話題を深掘りしすぎると相手が飽きてくる可能性があるので、話す熱量が下がったと感じた時は一拍置いて別の話題に切り替えましょう。
話すことについて
基本的に女性と話をするときは相手に話してもらうことが前提ですが、だからと言ってあなたが全く自己開示しなくて良いわけではありません。
質問された時や相手が喋り疲れて聞くモードに入った時は、あなた自身が場を繋ぐために話すターンが来ています。
ですがだからと言って、好き放題しゃべりたいことをしゃべって良いというわけではありません。
男性は相手が楽しんでくれるように話すことを意識したうえで話をする必要があります。
そのためのポイントは3つです。
先ほどの朔太くんのように「待ってました」とばかりに矢継ぎ早に話し出してはいけません。
常に相手の顔色を伺いながら話す量を調整する必要があるんですね。
うっ、確かにゲームのことを聞かれるとついつい!
気を付けないとね……。
①しゃべりすぎない
例えばですが趣味に関して聞かれた時に、聞かれてもいないことを延々としゃべり続けてしまうようなことは絶対にしないでください。
「ゲームが好きなんですね。どんなゲームをやるんですか?」
これを聞かれた時に
「〇〇ってゲームをやってて、××なところが面白いんだ~。昨日も寝るまでずっとやっちゃったよ。」
くらいのレスポンスなら良いのですが、聞かれてもいないのに熱く、長々と語り出してはいけません。
基本的にはあなたが気分よく喋ってしまってはいけないのです。相手に気分よく喋ってもらうことを常に考えていてください。
相手の質問に対してはせいぜい2~3個くらいの追加の情報を添えて答えるくらいでちょうど良いです。
話すぎはダメだけどだからと言って質問にしか答えないと質問する方も気を遣うよ!
相手もキミに興味を持とうと質問を投げかけてくれている訳だから、ちょうど良い熱量の返答を心がけてね!
②自分が話をしている途中で逆に質問する
相手が「恐らくよく分かっていないけど自分を理解するために話を聞いてくれている」という状況になったときは、適当に話を切り上げて早めに別の話題に移行する方がベターです。
例えば先ほどのゲームの話を興味がないけど聞いてくれているときはこのように切り返し、相手の話すターンに切り替える必要があります。
「そういえば〇〇さんはゲームとか全然しないの?」→「あんまりしないですね」→「じゃあ仕事終わったあとに家でどんなことしてる?」
こんな感じで話が飛ばないように、自然な形で相手がしゃべれるような流れに持っていきます。
相手が興味のない話をしてしまった時は一度相手が話すターンに切り替えて仕切り直しましょう。
好きなことを話すのは楽しいけど初回はぐっとこらえて相手の好きな話ができるように上手く切り替えよう!
もしこれをやったときに向こうがもう話疲れているような状況になった場合は、そもそも相性があまりよくないのかも。
③相手の興味がありそうな話を適度に提供する
聴き方の点で相手の話を深掘りするようにとお伝えしましたが、質問をすることで頭がいっぱいになり面接のような雰囲気にしてしまった経験がある男性も少なくないことでしょう。
基本的に女性にはしゃべってもらうことが大切ではありますが、だからと言って一通りしゃべってもらってはいおしまいとなると絶望的な状況になります。
「あんまり興味なかったかな」「価値観が合わないかも」
こんな風に思われてしまい、相手のテンションが下がってしまいます。
このようにならないためにあなたができることは一つ。彼女が気持ちよく話している内容の中で自分にも話せる内容があるときは拾っておくことです。
先ほどのお菓子の話を例に挙げますと、例えば相手から「〇〇のパンケーキがおいしくてかわいい!」という話を聞いたとしましょう。
このときに自分も美味しいお店を知っていたら、一通り相手の美味しいお店の話を聴き終わったあとに「〇〇ってとこも美味しいんだけど、知ってる?」みたいな感じで話を振ります。
こうすると「相手が興味がある分野に自分も興味があって知ってるんですよ」というアピールが行えるので、相手のテンションを良い状態で維持することができます。
思いのほか反応が良ければ「今度連一緒に行こうよ」と次回の仮予約も入れられるので一石二鳥ですね。
でも全然分からなかったらどうすれば良いの?
こんな風に心配になる方もいらっしゃいますよね。仮にこのような状況になった時は、相手の好きなものに近いワードで、自分が話せそうな内容はないか考えてみましょう。
あなたが「美味しいパンケーキのお店」は知らなかったとしても、おしゃれなカフェを知っているのでしたらその話をします。
「美味しくて可愛いパンケーキが好き→映えるスイーツが好き→おしゃれなカフェも好き」といった具合に「この辺のものは好きだろうな」と推察して、自らが話せそうでなおかつ相手が興味を持ちそうな話題がないか考えてみると良いでしょう。
いくら話をするのが好きでもずっと話してたら疲れちゃうし、全く自己開示されないとなんか怪しい人なのかなって思われるよね。
適度に相手の興味がありそうで、自分が話せる内容のものを話すようにして「相性がいいかも」って思ってもらえるようにね!
まとめ:基本は「聴き」つつ場を繋ぐために「話す」ように!
いかがでしたでしょうか?
女性と上手に話をするための基本がご理解頂けたら嬉しいです。
いきなりすべてを実践することは難しいかもしれませんので、まずは相手の話に興味を持つようにすることからスタートしてみてはいかがでしょうか?
内容自体は自分にとって興味がない話題だったとしても「なんでこの人はこれが好きなんだろう」と相手自身に対して疑問と興味を持つことで、相手の話をすんなり聞けるようになるかと思います。
これが自然にできるようになると「なんでこの人はこういう感情になったんだろう」と気持ちを推し量ることもできるようになるため、相手に対する共感も自然と行えるようになるんですね。
「話す」のステップはそのあとでも大丈夫です。まずは女性に楽しくしゃべってもらえるように、意識してコミュニケーションをとるよう頑張ってみましょう。
さっくんゲームの話めっちゃするじゃん。
いやぁ好きなことだからついつい話しちゃって。
改めて考えると確かに好きなことを話すのは楽しいよね。
栞ちゃんがやったことを、朔太くんが女性に対して自然と行えるようにしてくださいね。
自分が気を遣ってもらっている状態ではリードされている側になってしまいますから。
そうだね、ボクが相手の子に楽しんでもらわないとダメだもんね。
まずはしっかり聴き出せるように頑張ります!