よーし、スマホのプランを変えるぞ~。
って思って探したんだけど、スマホ会社がいっぱいありすぎて分かりません。
今はキャリア以外にもたくさんのスマホ会社があるからね。
そもそもなんだけど「キャリア、サブブランド、格安SIM」この三つの違いは分かる?
……。
分かりません!
そんな堂々と言われても。
まぁ恋愛では役に立たないから別に勉強する必要もないけどさ。
そ、そうなんだよね!
やっぱり他に覚えることとかいっぱいあるしさ!!
ふーん。しょうがないから私たちが実際に使っているプランをいくつか教えてあげるよ。
良さそうなのがあれば、検討してみれば良いんじゃないかな。
ありがとう!
よろしくお願いします!!
見直すときは目的に合ったプランを
本日もお疲れ様です。
以前の記事にて乗り換えを打診したスマホの料金プランですが、皆さんは乗り換え先が決まりましたか?
→【超初心者向け】恋人探しをする前に支出を削減し活動費を用意しよう!
乗り換えたいけど速度とか、使い勝手とか心配で。
ぶっちゃけ調べるのめんどくさくてまだなんです……。
こんな風に思ってなかなか乗り換えができていない方も多いのではないでしょうか。
「自分で勉強しましょう」
と言いたいところですが、恋人探し中のあなたはもっと他に学ぶべきことがありますもんね。スマホプランに詳しくなったところで恋人はできませんので。
そこで今回は私が知る範囲のスマホプランの中で、目的別におすすめプランをいくつかご紹介いたします。
この中から一つ、自分に合ったものを選べば70点くらいは取れるはずですので、ぜひ検討材料の一つにしていただければと思います。
スマホのプランは自分に合ったものを選ばないと安くなってもストレスを感じてQOLが下がってしまいます。
自分の求めるものと値段を加味して、最適なものを選びましょうね。
通信の基本的な話
そもそもスマートフォンには「キャリア、サブブランド、格安SIM」の3タイプあることはご存じでしょうか。
基礎知識
- キャリア:ドコモ、au、ソフトバンク、(楽天モバイル)
- サブブランド:UQモバイル、ワイモバイル
- 格安SIM:その他のブランド
この3種類は具体的にどこが違うのか。多くの方が関心を持つ点だけを挙げると速度と月額料金の二つになります。
メモ
【速さ】
キャリア≧サブブランド>格安SIM
【安さ】
格安SIM>サブブランド≧キャリア
2つのポイントはこのような図式になっています。イメージとしてとらえるのなら下記のようなものだと思って差し支えないでしょう。
通信業界ってこんな感じ!
- 早いけど高い「キャリア」
- 安いけど遅い「格安SIM」
- 真ん中くらいの「サブブランド」
同じ格安SIMの中でもより安かったり早かったりはありますが、概ねのイメージはこのようなものです。
基本中の基本なんだけど使える容量(ギガ)に応じて値段が変わってくるよ。
たくさん使う人はその分値段が上がることは理解しておこう。
乗り換える前には直近半年くらいの通信量がどのくらいなのか、確認してから検討するようにしよう。
キャリアの特徴
特徴は何と言っても自社回線を用いた高速通信です。
ドコモ、au、ソフトバンクのいわゆる3大キャリアは混み合う時間帯など関係なく、既定のギガを使い切らない限りは通信速度が低下することはまずありません。
店頭サポートも行っているため、よく分からない時は安心して相談ができる点も人によっては有難いことだと思います。
ただその分の人件費や回線増強の設備投資にもお金がかかっているため、月額料金は高くなりがちです。
1GBの小容量でも割引なしなら3,000円以上。容量無制限だと7,000円~8,000円と高額になってしまうのは致し方無いことでしょう。
ただし最近ではオンライン専用プランのahamo、povo、LINEMOといった20GBまでの廉価プランも用意されていますので、キャリアでも月額料金を抑えることが可能になってきてはいます。
廉価プランの特徴
【容量】
20GB程度
【料金】
3,000円以下
【店頭サポート】
基本的になし
「そこそこの容量も欲しいし通信速度も大事!店頭サポートなんてなくても全然OK!」
このように思う方にとっては非常に使い勝手が良くなっています。
注意:楽天モバイルはキャリアだけどワンランク質が下がる
最近登場した楽天モバイルは第4のキャリアと言われいます。
3大キャリアと同じく自社回線を持つのに月額料金は格安SIM並み。昨今の値下げ競争を激化させる原因となったのはこの楽天モバイルの存在と言っても過言ではないです。
1GB未満の利用なら月額料金は0円なのに、楽天LINKアプリを利用すれば通話料が無料とまさに大盤振る舞い。他のキャリアにとっては非常に厄介な存在ですね。
一見するとメリットだらけの楽天モバイルですが、もちろんデメリットも存在します。現状ではまだ通信網が脆弱なため、場所によっては圏外になってしまうなんてことが度々起こります。特に壁の厚い建物内を苦手としており、モールでは圏外になるなんてこともしばしば。
デメリットも、どちらかというと格安SIMに近い感じですかね。
ただし繋がる場所では格安SIMよりずっと早くて快適。にも関わらずアプリ経由なら通話も無料とデメリットをはるかに超えるメリットがあるため、仕組みを理解し納得できる方にとっては利用価値の高いキャリアになります。
サブブランドの特徴
サブブランドはキャリアと通信速度がさほど変わらないうえに月額料金も安めという、比較的乗り換えやすい設定になっています。
つい最近になりauショップではUQモバイル、ソフトバンクショップではYモバイルの店頭対応を広く行うようになったため、店頭サポートもキャリアとほぼ変わりません。
価格は3GBで1,500円、15GBで2,500円前後となっており、キャリアの同レベルのプランと比較しても料金は割安です。
ただし無制限などの大容量プランが存在しないため、たくさん使いたい方にとっては物足りないかもしれません。
じゃあ小~中容量なら基本はサブブランドで良いんじゃない?
このように思う方もいらっしゃることでしょう。少し前まではその認識で良かったのですが、キャリアががオンライン専用プランを出したことでその存在感はかなり薄れてきてしまっています。
サブブランドをお得に利用するには電気などのセット割や家族割等を上手く組み合わせなければならないため、ユーザーがかなり限定されてしまいます。
小~中容量希望でなおかつ店頭サポートがないとどうしても不安という人以外は、選択肢から除外される不遇の立ち位置と言えますね。
格安SIMの特徴
格安SIMは圧倒的な安さが強みのブランドです。
基本的には実店舗がなくネットのみでの申し込み&大手キャリアの回線の一部をレンタルしているため、人件費や設備投資のコストをカットしている分値段が安くなっているイメージですね。
価格は3GBで800~1,000円程度。特にセット割などを使用せずともこの状態のため非常に安いです。
ただし格安SIMは大手キャリアの通信網を一部借りているだけなので、お昼休みや通退勤時間などの混み合う時間では通信速度が遅くなることがあります。
えっ、じゃあ圏外になっちゃったりするの?
このような心配をする方もいらっしゃるかもしれませんが、この点は心配せずとも大丈夫です。
一部を借りているといっても全国各地でそれぞれの通信網の一部を借りている形になるので、格安SIMだから圏外になったりすることは一切ないのでご安心ください。
いうなればキャリアは全国の道路の全ての車線を利用できるのに対し、格安SIMは1車線しか使えないみたいなものですね。
「別に遅くなっても良いし、そんなに容量(ギガ)を必要としていないからとにかく安くしたい」
このような方は格安SIMに乗り換えることで一気に固定費を圧縮することが可能です。
ただこちらも3大キャリアのオンライン専用プランにかなり責められているのが現状です。
今ですとLINME、povoが3GBで990円のプランを打ち出しています。
同じ容量なら100円~200円程度安い会社もありますが、キャリアの廉価プランは3大キャリアとほぼ同レベルの通信品質を確保できてしまうため、たびたび遅延する格安SIMは苦境に立たされていますね。
※LINEMOやpovoも3GBプランだと通信速度が遅くなったりすることはありますので、完全に3大キャリアと同じ速度が得られるわけではないです。
目的別のスマホプランについて
私たちが契約している格安SIMについて、難しい理屈は省きつつ簡単に紹介するよ。
それぞれやりたいことや目的が違って契約している会社がバラバラだから、参考になるんじゃないかな。
円&湊:povo(auオンライン専用プラン)
povoはauから提供されているオンライン申込専用の廉価プランです。
ドコモ、ソフトバンクのオンライン専用プランと大きく違うのは月額基本料は0円でギガを都度購入して使っていく必要があるという点です。
ahamoやLINEMOも同じ容量にすれば料金自体は同程度になるのですが、完全に月額料金制のため「先月は20GBだったけど今月は3GBにしよう」みたいな感じで簡単に料金変更が行えないようになっています。
povoはギガを使い切った(期限が切れた)時点で次はどうしようかなと選べるので、他二つと比べると使い勝手に軍配が上がります。
なおギガを購入しなくても使えますが、最大通信速度は128kbpsなのでかなり遅いです。現実的ではありませんね。
料金に関しては図を見ても分かる通り、大きい容量を購入すればするほど1GBあたりの単価が下がる仕組みになっています。
最も割安になる150GBのプランだと180日使えて12,980円。つまり25GBで月額2,163円な上に速度は3大キャリアと同じという衝撃の価格です。
ahamoは20GBで2,970円(5分かけ放題付き)、LINEMOは20GBで2,728円となりますので、頭一つ抜けて安いですね。
えっ、じゃあpovoが一番良いしデメリットもないじゃん!最高!
となるかもしれませんが、デメリットがないと思っているあなたはまだまだマネーリテラシーの鍛え甲斐があります。
スマホ料金はその月の利用料を翌月支払うのが通常ですが、このpovoの場合は全て先払いになっています。仮に150GBを選択した場合は言うなれば6カ月分の月額料金を先払いする形になります。
先払いということはお金を貸していることと同義なんだよ。
通常はスマホ料金は後払いなんだから、先払いをさせてくるならその分の利息をもらわないとダメ。この場合は利息分が1ギガあたりの単価に反映されている感じだね。
また180日間は使える150GBをまとめて購入する場合、予想以上に使うと割高になります。極端なことを言うと1カ月50GB使用する場合は月額4,326円計算になってしまいます。
気が付くとついつい使いすぎてしまう人は最初から20GBまでのプランか、ahamoやLINEMOにした方が良いでしょう。
ちなみに通話に関しては10分かけ放題なら550円、無制限のかけ放題なら月額1,650円です。
「月25GBデータが使える&通話品質が高いかけ放題」この二つがセットで月額3800円程度で利用できることになるため、節度を持って利用できる方にとってはかなりお得な選択肢と言えます。
私のような電話をかける機会が多いフリーランスにとってかけ放題は必須ですよね。
25GBもあれば出先でPCを使用する分にも困ることはないので、povoはかなり使い勝手が良く割安と言えるでしょう。
円の通信費
月額3,813円(25GB/無制限かけ放題込)
アタシは単純にそれなりの通信量を使うのと、短めの電話を掛ける機会が多いから5分かけ放題のオプションに加入しているわね。
ちなみに180日ごとに1回トッピングを買えば0円で持ち続けることもできるからサブ回線の候補にもなるわ。
湊の通信費
月額2,663円(25GB/5分間かけ放題込)
渚:NUROモバイル
NUROモバイルは圧倒的安さを誇る、高コスパの格安SIMになります。
月額料金
- 3GB:792円
- 5GB:990円
- 8GB:1,485円
音声通話付きの3GBが792円、5GBでも990円という価格破壊の料金設定となっております。
魅力的なオプションなどはありませんが、単純なコストパフォーマンスにおいてはトップクラスです。
しかも3キャリア全ての回線が選べますので、SIMロックが解除できないという人でも安心して乗り換えが可能です。
「でももしギガを使い切っちゃったらLINEとかもできないんじゃないの……?」
こんな風に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
NUROモバイルはバースト転送という機能が備わっていますので、ギガを消費しきってもLINEなどでスムーズに連絡を取ることは可能となっています。
バースト転送ってなんだよという方に簡単に説明すると、通信を開始した時の初速だけは高速通信してくれる機能になります。
つまりLINEなどの容量が軽いテキストメッセージなら、高速通信してくれている一瞬で送受信ができてしまうというわけですね。
私はスマホをそこまで使わないから、単純に安くてコストパフォーマンスが良いNUROモバイルだね。
外出先で動画を見たりゲームをしたりすることがほぼなくて、家にWi-Fiがあれば多分3~5GBでも十分な人もいるんじゃないかな。
外で動画を見ると混雑時に読み込みが遅れたりするけど、私はあんまり気にならないよ。
渚の通信費
月額990円(5GB)
栞:BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルはyoutubeなど一部のサービスがギガを使用せずに使い放題になるオプションが魅力の格安SIMです。
月額料金(初年度)
- 1GB:1,078円(770円)
- 3GB:1,320円(770円)
- 6GB:1,870円(1,320円)
- 12GB:3,740円(3,190円)
- 20GB:5,720円(5,170円)
- 30GB:8,195円(7,645円)
初年度は3GBプランでもNUROモバイルより安いものの、通常料金で考えると若干見劣りしてしまいますよね。しかしこのBIGLOBEモバイルの神髄はエンタメ・フリーオプションにあります。
エンタメ・フリーオプションって?
月額308円でyoutubeやU-NEXTなどの計21サービスが通信量を消費せずに利用可能になるオプション
本来の格安SIMなら3GBプランを申し込んだ時はその容量の中でyoutubeを見なければならないのですが、このエンタメ・フリーオプションに加入するとギガを消費せずに見放題になるんです。
極端なことを言うと100ギガ分youtubeを見ても基本的には速度制限はかかりません。それがたったの308円なんて、非常に安いですよね。
ただし、高画質で見放題というわけには行きません。特にお昼や通退勤時間などの混雑時は若干画質が落ちる可能性を頭に入れておきましょう。
私は夜勤の休憩中とかにyoutubeを見たり、radikoを聞いたりしながら仮眠をとるからこのカウントフリーはすっごく便利だよ!
でも通勤電車とかお昼時だと、動画によっては画質が落ちたり読み込みが遅れたりするかなぁ。
ちなみに今ならエンタメフリーオプションは6カ月間無料で使えるから更に安く使えるんだ。
栞の通信費
1,078円(3GB/エンタメ・フリーオプション込)
全員のサブ端末:楽天モバイル
楽天モバイルは登場して間もない、自社回線を持つ第4のキャリアです。
月額料金
- 1GB:0円
- 3GB:1,078円
- 20GB:2,178円
- 無制限:3,278円
楽天モバイルは1GB未満なら月額料金が0円という破格の料金設定になっています。しかも楽天LINKアプリを利用した通話なら通話料も0円です。
さらには毎月の料金が使用量に応じて勝手にスライドしてくれるため、使い勝手も良いのが特徴です。プランを変更しないで済むのは非常に楽ですよね。
ただしそんな楽天モバイルにも、建物内など一部の環境では圏外になってしまうというデメリットがあります。
メリット、デメリットともに大きい癖のあるキャリアですが、上手に使えばずっと0円で運用することも可能ですので、2台持ちを行いたい方にとっては心強い味方となってくれることでしょう。
私たちは楽天モバイルをサブ端末として、基本的に0円で運用してるよ。
無制限で3,000円程度だから通信網が強化されればかなり強力なんだけどまだ少し難しいかな。
サブ端末の通信費
0円(稀に1,078円)
まとめ:自分の利用状況に合わせて選択を
いかがでしたか?
あなたにとって最適な、スマホの料金プランが見つかっていたら幸いです。
スマホプランはじっくり比較検討して見ると、各社それぞれ特徴があって面白いですよね。
この他にも一部のソーシャルゲームはカウントフリーなどといった変わった格安SIMも存在しますので、興味が湧いた方は一度調べてみても面白いかもしれません。
自分にとってのベストな料金プランに見直して、活動資金を増やしつつ恋愛活動も頑張りましょうね。
ボクはこの中だとpovoが一番かなぁ?
外で友達と一日スマホゲーしたりすることもあるから、その時だけ24時間トッピング買えば良さそうだしね。
楽天モバイルも3,000円で無制限ならそっちも良いかもなぁ。
そうだね。ほとんどの人はpovoが一番使いやすいんじゃないかな。
25GBを余裕で超えるヘビーユーザーなら、田舎じゃない限りは楽天モバイルもアリかも。
なるほどね。でも乗り換えてみて自分が使うところで圏外になったりしたら嫌だなぁ。
楽天モバイルは1GBならずっと0円なら、試しに契約して検証してみるのもアリ……?
別に良いんじゃない。ただ端末代がかかるから、それが無駄な出費にならないようね。
実質0円端末もあるけどポイントバックになるから現金の手出しは発生するよ。
朔太はポイントで無駄なものを買わないようにね。
分かったよ!
ポイントは……お米とか、生活用品にします!