【年収よりも大事！】マネーリテラシーを高めて経済的に頼れる男性になろう！

目を背けてはいけないお金の話

本日もお疲れ様です。

恋人を作ろうと行動を開始した人の中には将来的には結婚も視野に入れて活動をしようと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

その気持ちはよく分かります。どんな人でも少なからず、先のことって考えますよね。

さてここで質問なのですが、あなた（※男性）が結婚を視野に入れた時、相手に求める能力ってどんなものがあがってきますか？

優しさ？包容力？容姿？家事スキル？

欲を言えばきりがないでしょうが、この辺り項目は入ってきますよね。優先度は人それぞれでバラつきがあるのでしょうけれど。

一方で女性が男性に求める最重要項目はおおむね一緒です。きれいごとを抜きにすれば、ダントツで経済的安定性の有無になってきます。

お金の話、嫌ですよね。ですが「自分が楽をしたいから」「贅沢をしたいから」といった理由でなければある程度の経済力を求めたくなる気持ちは理解できませんか？

あなただって結婚するときは「経済的に安定した基盤を共に築ける人なのか」を少なからず見るものでしょうから、お互い様とも言えますよね。

こうなると年収や貯蓄と言った項目が大切になってくると感じるかもしれませんが、これは一朝一夕で変えるのはなかなか難しいですし本質的ではないんです。

じゃあ年収の話じゃないならなんの話になるのか。その答えは一つ。

意外に思われた方も多いかもしれませんが、お金の使い方が上手な人になることができれば、高収入だけど浪費家という人よりもずっと将来性が見込める人間になることが可能です。

この能力は訓練さえすれば誰でも簡単に上げることができ、再現性も高くなるので朗報ですね。

ともに将来を歩んでいけるような賢い女性はあなたの管理能力にも目を向け、その大切さをよく理解しているものです。

年収や資産を気にするだけの女性よりもずっと長く生活を共にできる相手になるはずなので、そういった女性と付き合い、結婚できるように自らのマネーリテラシーを上げる努力をしましょう。

そもそもマネーリテラシーとは？

マネーリテラシーとは要するにお金を活用する能力のことで、これがの高い人というのは「お金の知識を持っていてそれを上手く活用できる人」ということになります。

単純に年収が高く貯蓄がたくさんある人のマネーリテラシーが高いかと言うとそうではありません。

稼いだお金を戦略的に配分し、どんな状況になっても生活の満足度を下げずに過ごしていける人がマネーリテラシーの高い人です。

このマネーリテラシーと言うものがなぜ重要なのかと言うと、お金の上手な使い方が分かっていれば収入の増減に関係なく安定した生活を送るための策を練ることができるからですね。

例えばなのですが、あなたが今現在手取り25万円の会社員だったとしましょう。

ある日突然会社の業績が悪化したことで手取りが20万円になってしまった場合、どのような選択が思い浮かびますか？

こういった事態に即座に収支のバランスを見直して最適な行動を選択し、迅速に赤字転落を防げる（縮小できる）方はマネーリテラシーが高い人です。

多くの人は「年収が高いこと」が正義のように考えがちですが、ただ単に「年収が高い人」と言うのは財布の紐が緩くなりがちで支出が拡大しやすい傾向にあります。

手取り月収40万円の人が30万円になってしまった場合でも、私たちは「普通に生活できるはず」と考えますよね。

ですが高所得者の方はこのマイナスで、生活が破綻してしまうなんてことも決して珍しくはないんです。

なぜこのようなことになるのかと言うと、お金の使い方があまり上手ではないからなんですね。

マネーリテラシーが低いことで高年収の人でも破綻してしまうあたり、このお金を扱う能力というものは年収よりもずっと重要な項目ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

この二人を比較した時、家計をともにするなら後者の方が安心感はあるというのも頷けるのではないでしょうか。

マネーリテラシーが低い人の特徴3選

「マネーリテラシーが大事なのはわかったけど、ふわっとしていて自分が高いか低いか分からないよ」

こんな風に思う方もいらっしゃることでしょう。

そこで今回はマネーリテラシーが低い人の特徴を3つに絞って挙げておきます。

この3つを見てもし「自分のことかもしれない」と思う方は要注意です。即座に改善を行うようにしましょう。

①自分の毎月の収支を把握していない

「今月お金足りるかなぁ。ギリギリくらい？」

毎月給料日前になるたびにこのような気持ちを抱く方は、月ごとの大まかな収支の把握ができていないのではないですか？

今月の給料はいくらで、毎月の固定費はいくら。今月の支払いが計いくらになる予定なのか。

この辺りを毎月しっかりと把握できていない方はマネーリテラシーが低い可能性が高いです。

毎月の給料が入った段階でしっかりと予算配分を決めて、せめてマイナスにならないようある程度予算を組んでおく癖を身につけましょう。

いきなりそんなことは難しいと思う方はせめて「家賃、光熱費、通信費」といったどうやっても削ることが難しいような項目だけでも先に取り分けて、残りのお金から「食費、交際費、娯楽費」を割り振るようにしましょう。

給料が入った時点ではまだはっきりとした金額が分からない場合、前月を参考におおよその見込み額から算出して先に取り分けておけば大丈夫です。

②キャッシングやリボ、分割払いを多用する

「今月はクレジットカードを使いすぎてるから今回はリボ払いにしよう」

「高い買い物だから24回払いにしよう」

「ちょっと現金が必要だから2万円キャッシングしよう」

このようにすぐクレジットカードの便利な支払い方法を利用する方は要注意です。あなたはこのサービスを利用した場合の手数料って意識したことはありますか？

年利換算するとおおよそ15％くらいかかってくるのですが、これが多いか少ないか。すぐにピンとこない人はまだまだ伸びしろがあります。

年利15％と言うことは非常に簡単に言うと10万円借りた場合は一年間で1万5千円程度の手数料を取られるということです。

これを聞いて「ふーんその程度なんだ」とは思わないでください。この金利はびっくりするくらい高いです。

どのくらいびっくりするか分かりやすく言うとうまい棒が1本100円で売られているくらいですね。

投資の利回りなどの話はここでは割愛しますが、相場を逸脱している金利であるということだけ覚えておいてください。

この金利でお手軽に利用してしまうということはうまい棒が1本100円で売っているのを気にせず買っているようなものです。このように考えるとその異常さに気が付くのではないでしょうか。

これが異常な利率であると気が付くこともなく、カード会社の思惑の通りにカードを利用してしまう方は、マネーリテラシーがまだまだ危ういので気をつけましょうね。

なお下記のサイトで「買い物をした際にリボ払いを選択した場合最終的にいくら払う羽目になるのか」を計算できます。

これをJCBカードが提供しているというのは何とも皮肉な話ですが……気になる方は是非とも一度試してみてくださいね。

→JCBショッピングリボ払いシミュレーション

③今の収入がずっと続くと仮定して生活を送っている

「今月は手取り20万だった。給料はなかなか増えないけど、減ることもまぁないし安心かな」

こんな風に今の給料が自身の既得権だと思ってしまっているなんてこと、身に覚えがありませんか？非常に残念ながら今の給料はあなたの既得権ではないのです。

コロナ禍の影響で「給料が下がると言うこともあるかも」とうすうす感づいている方もいるかもしれませんが、それでもまだほとんどの人は「そうは言っても今以下になることはないだろう」とどこかで思っているのではないでしょうか。

今より収入が減るかもしれないという想定ができていないだけならまだしも、今の収入を最低ラインとして生活を送っているという方も中にはいらっしゃるかもしれません。

もし思い当たる節があるのならば、この考えは非常に危険なので今すぐ正しましょう。

「下がることはないかな」と思いながら「まぁ払えるかな？」とちょっと良い場所に住んだり、住宅や車などをローンで購入したりしてはいませんか？

少し下がっただけで生活が破綻するような資金繰りをしている場合は「やむを得ない事情で働けなくなった場合、立て直すまで生き残ることができる資金計画」を一度考えてみると良いかもしれません。

仮に会社が急に倒産した場合、雇用保険に加入している方は毎月の収入と勤続年数に応じた失業給付を受け取ることが可能ということはご存じですよね。

この存在を知っていれば突然路頭に迷うことはなくなりますが、そこからもう一歩進んで考えてみます。具体的には失業給付のみで毎月いくらの赤字が出るかを確認し、仮にそうなってしまった時にどこを削って赤字を縮小すれば破綻をしないで済むのかを考えてみましょう。

これを考えた時にもしも「どう考えても破綻してしまう」ような家計管理を行っている方は、自身の生活を一度大きく見直すようにしましょう。

下記のサイトから「自分が失業した際にいくらをどのくらいの期間もらえるのか」を算出できますので、参考にしつつ一度現実と向き合ってみてくださいね。

→高度計算サイト「雇用保険の給付額（失業給付金）の計算」

マネーリテラシーをアップさせるための方法

「マネーリテラシーが低い人の特徴は分かったけど、上げるにはどうすれば良いの？」

この疑問の解決策は多岐にわたります。

マネー系のyoutubeを見るとか、ブログを読むとか、詳しい人に聞くとか。色々と手段はありますが私が最もおススメするのは本を読むことですね。

本だと体系的に知識を学ぶことができるだけでなく、気になるときにはすぐに同じページを開いて何度でも読み返せます。

以下で私が実際に読んで役に立った本の中で最も読みやすく、理解しやすかったベストな1冊だけをご紹介いたしますので、興味が湧けば是非手に取ってみてくださいね。

本当の自由を手に入れるお金の大学（両＠リベ大学長）

2020年に発売されたお金にまつわる5つの力を伸ばすための気づきを与えてくれる書籍です。

「貯める、稼ぐ、増やす、守る、使う」

この5つの力を伸ばして経済的に困窮しないようになりましょうねと言うことを説いている本です。

初心者にもとっつきやすいように、基礎中の基礎であるお金を貯めるためにどんな見直しが必要なのかを重点的に、分かりやすく丁寧に説いてくれています。

「保険とは何か？」「家や車はなぜ必要なのか？」「税金とはどういった仕組みのものなのか？」

このように理解しているようで理解していない、お金にまつわる基礎的なお話は全て網羅されています。

しかもフルカラーでイラストや図解が多いだけでなく、会話文でのやり取りも多いためテンポが良く読み進められます。読書が苦手な方にも非常に読みやすいのに価格も1500円程度と安い。

正直この本の「貯める」だけでも熟読し理解、実践すれば一般的にはかなりマネーリテラシーが高い人になれてしまいます。

無事に貯める体質を作ることが出来たら、「稼ぐ→増やす」へとステップアップする手ほどきもこの1冊の中で行ってくれていますので、1冊で何度も美味しい素敵な本ですね。

発売から1年経たないうちに60万部を突破しているのはビジネス書としては異例のスピードらしいですが、それも納得のとても優良な一冊になっています。

1,500円程度の自己投資、非常にコストパフォーマンスが高い1冊になりますので是非とも手に取ってみてください。

まとめ：お金よりも大事なもの。それは管理をする能力

いかがでしたでしょうか？

お金の管理する能力の大切さが少しでもご理解いただければ幸いです。

お金をしっかりと管理できる人が、女性の目に頼もしく映るのは当然ですよね。

もちろんたくさん稼いでくることにだって価値がありますが、管理の仕方がだらしなければ全く意味がなし、むしろマイナスです。

「結婚」をするうえで「お金」というのは切っても切り離せないとても重要なものです。

年収や貯蓄も大切ですが、それよりもまずは上手に使えるようになることが最重要項目になります。

もしあなたが本記事で挙げたような「マネーリテラシーが低い人」なのだとしたら一つずつ、思い当たる点を改善してみてはいかがでしょう？

今回私が紹介した書籍は、そのうえできっと役立つ1冊になってくれるかと思います。

最初は大変かもしれませんが、何とごとも一歩ずつ前進していくことが大切です。

焦らずに、着実に前に進んでいきましょうね。